沈黙の博物館
小説・エッセイ・マンガなど、出会った品を納めていくブログです。
金原ひとみ『蛇にピアス』(集英社文庫)
綿矢りさの『蹴りたい背中』と第130回芥川賞を受賞した話題の作品。

ぼくの感性からいくと、非常に嫌う作品です。

でも、だからと言って先入観で嫌ってばかりもいられません。


いざ読んでみると、これが面白い。

題材は、あまり好きじゃないが、描写は、あまり好きじゃないが、
でもルイ(主人公)の人間臭さというか、生きていることに対する虚無感が凄まじく面白く感じた。

それはこの作品の読みどころだと思う。


評価は真っ二つに割れると思うし、酷評したものを責めることはしないが、
面白く読めなかったら、それはちょっと損をしているんじゃないかなと思う。



蛇にピアス (集英社文庫)蛇にピアス (集英社文庫)
(2006/06)
金原 ひとみ

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